FONDATION LOUIS VUITTON
ルイ・ヴィトン財団美術館
2020.01.12

 日曜日の午前、Paris Bois de Boulogne(ブーローニュの森)の中にあるFondation Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン財団美術館)へ行ってみた。相変わらずパリとIDF(Ile-De-France)の公共交通機関がマヒしているので車で行ってみました。建物はガラス、鉄、木材が構造に利用された複雑な形状で、全体観は複数の船の底をひっくり返したような感じです。光を浴びていろいろな表情を見せる建物です。

 今日はちょうどCharlotte Perriandの特別展の開催中でした。


外観は船をひっくり返した感じ

とっても複雑な構造です

入口

Charlotte Pierreの特別展

ってものの最上階

ガラス、鉄、木材が構造に絡んだ構造

ガラス、鉄、木材が構造に絡んだ構造

Jardin d'Acclimatation(アクリマタシオン庭園)
 Charlotte Perriandの特別展の開催中でした。Charlotte Perriand(シャルロット・ペリアン、1903年10月24日 - 1999年10月27日)はフランスの建築家。デザイナー。パリの装飾美術連合学校(エコールUCAD: the Ecole de L'Union Centrale de Arts Decoratifs)を卒業し、フランスを代表する近代建築家Le Corbusierに認められて名声を得ます。画家Fernand Leger(仏)、Pablo Picasso(スペイン)、Joan Miro(スペイン)らと共演したり、モビールで有名な米国美術家Alexander Calderの作品を取り入れたりしています。近代建築のデザインの流れを作り出していった芸術家たちですね。日本の芸術家との交流も深く、戦前に来日して河井寛次郎、柳宗理らと交流あひています。戦後は坂倉準三、進来廉とエールフランス東京支社オフィスをデザインしましたが、Perriandは夫はエールフランス日本支社長でした。1966年(昭和41年)には坂倉準三らとパリ日本大使公邸の内装をデザインをしています。 


若いころのCharlotte Perriand

Perriandデザインのイスとテーブル、Calderのモビール

Perriandデザインの椅子

Parisの狭い集合住宅のデザイン(1029)


日本のAir France支社に使われた壁デザイン(1960)

不気味な彫像も

中は薄暗くてこんな雰囲気


高島屋での展示会(1941)




地上階の受付とオブジェ

これは山地、寒冷地用の緊急避難所、6人で3日間で建設できる設計

内部、緊急時は最大38人収容可能



これは日本のパレス・ホテルに採用された受付カウンター

日本での展示会のモdる

入場券